環境について考えるイベント「アースデイin桐生2009」が4月25日、群馬大学桐生キャンパスで開かれる。これに合わせ、近在の里山から出る不用な竹材を竹垣として再利用し、CO2の排出削減や、まちなかの景観向上に役立てようというユニークな取り組みが、桐生市本町一、二丁目を舞台に始まる。
 
 発案者は群馬大学大学院工学研究科の鵜飼恵三教授と岩崎春彦客員教授。

 成長が早くCO2吸収量の大きい竹だが、里山保全には竹林のコントロールが大きな課題となっている。一方、まちなか観光では、魅力的な景観づくりが課題。

 鵜飼教授らは廃棄される竹をデザイン竹垣として再利用する取り組みを考案。群馬県造園緑化協会と同造園建設業協会に協力を呼びかけたところ、「会員の技能向上や伝統の技を周知する機会になる」と了解が得られた。

 会場となる桐生市本町一、二丁目の住民らで組織する「本一・本二まちづくりの会」でも、この取り組みに協力。JST脱温暖化プロジェクトのメンバーも交え、桐生・自然資源「垣」実行委員会(鵜飼恵三委員長)を設立。21カ所の竹垣設置場所を決める一方、デザインを募り、設置場所とのマッチングを図った。

 本研究会では事業費を負担。竹垣の製作に必要な経費(1件につき3万円)などを補助する。

 すでに竹垣設置は始まっており、25日の「アースデイin桐生2009」当日には、竹垣のあるまちなみが登場することになる。設置期間は半年程度の予定で、実行委員会ではアンケートなども実施する計画だ。

デザイン竹垣を設置する群馬県立勢多農林高校の生徒たち
(桐生市本町一丁目地内で)

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